2018年度
筆者は2001年度から半期ごとに、株式を上場しているIT関連企業の業績を集計している。その中から受託型ITサービス業を抜き出したところ、2018年度の1社当たり売上高は、人月モデルの486億円に対し、非人月モデルは249億円と半分だが、非…
▶︎「ハード製造」カテゴリーは83社で、2017年度から1社(パイオニア: 2019年3月27日上場廃止)減少した。 内訳は、 ●「娯楽機器」11社(売上高1兆7,287億41百万円) ●「電子部品」30社(1兆8,033億30百万円) ●「周辺機器」35社(26兆4,972億27百万円) ●…
「インフラ系」17社には持株会社2社(日本電信電話、ソフトバンク)が含まれる。集計は17社で行うが、前年度増減率などの分析は実際の事業を担っている「モバイル通信」(MNO、MVNO、MVNE、WiーFiサービス)12社と「クラウドサービス」3社を対象とする。 総…
IT/ICT関連株式上場655社の2018年度有価証券報告書(有報)が出そろった。これにより2018年度の就業者数(正規/非正規)、平均勤続年数、平均年齢、平均年収、就業者1人当たり経営指標(売上高、営業利益、純利益)、営業利益率、前年度増減率などが確定し…
株式を公開しているIT関連企業のうち、法人向け(B-B)サービスに軸足を置いている469社の2018年度業績をまとめた。 対象は受託(オフライン)系のソフトウェア開発、システム運用管理、計算処理、事務サービス、データセンター、コールセンター、セキュリテ…
本調査では、657社を業種・業態の類型で29形態に分類、さらに「インフラ」「エレクトロニクス」「受託サービス」「ネットサービス」「製品販売」の5つのセグメントに整理した。 【インフラ】 通信キャリア、仮想移動体通信(MVNO)、WiFiサービスなど13社 …
5月28日、子会社の不透明な会計処理のために大幅に遅れていたサクサホールディングス(東証1部、証券番号6675)の2018年度決算が発表された。これにより株式公開のIT関連企業657社(2019年3月末現在)の2018年度通期業績が出そろった。 決算月別企業数は次…
上場しているIT関連の3月期場企業のうち、販売系に分類したのは75社だが、システム販売のサクサホールディングスの決算発表が大幅に遅延しそうなため、74社で集計する。同社の影響度を2017年度業績で見ると、構成比は売上高の0.8%、当期純利益の0.08%と…
5月20日までに3月期上場ネット系ITサービス業の2018年度(2019年3月期)決算が出そろった。受託系ITサービス業がITシステムの構築・運用に軸足を置いているのに対し、ネット系はITを利活用した既存ビジネスの代替、ITとインターネットを組み合わせた新しいビ…
5月20日、株式を公開している3月期受託系ITサービス業91社の2018年度(2019年3月期)決算が出そろった。 【集計企業数の増減】 2018年3月期の96社から1社増え、5社減少した。 ▶︎新規上場 ギークス(上場市場マザーズ:証券番号7060:上場日:2019年3月20日…
株式を公開しているIT関連企業のうち、1月期決算の14社の業績がまとまった。 売上高は1,344億04百万円で前年同期比9.0%増、本業の利益を示す営業利益は122億98百万円で25.3%増、営業外利益を合わせた経常利益は122億18百万円で…
販売系は4業種で集計 IT製品販売系は電子機器・部品を仕入れて販売する「機器卸売・小売」、情報機器にアプリケーション・ソフトウェアやネットワークを組み合わせて付加価値を付けて販売する「システム販売」、パッケージ化したソフトウェアやIT技術を販売…
ネット系は10業種(業務)に細分化 株式を公開している決算期が3月のネット系企業は101社。このうち2018年2月時点で2018年度通期業績見通しを公表しているのは96社だった。96社の業種(業務分類)別内訳は、 〔1〕業務サービス系 ①「データセンター/サー…
BSD(業務ソフト開発)47社 売上高は8,499億61百万円で2018年3月実績比5.3%増だった。営業利益は721億59百万円で9.5%増、経常利益は722億09百万円で7.3増、純利益は488億76百万円で17.0%増だった。 就業者1人当たりに換算すると、売上高は1,628.6万円で1.…
売上高前年比6.1%増から4.9ポイントの減速 3月期決算の上場IT企業341社が、2018年度第3四半期決算と併せて2019年3月末通期業績見通しを発表した。単純集計の売上高は115兆9,779億50百万円で対2018年3月末実績増減比は1.2%だった。営業利益は11兆2,712億1…
就業者1人当たり営業利益は横ばい 決算期が4〜6月期決算の上場IT関連57社の2018年度上半期業績が出そろった。 売上高は4,547億55百万円で前年同期比増減率は14.0%増だった。営業利益は486億51百万円で1.7%減、経常利益は483億14百万円で1.0%増、純利益…
対象は「販売」「ネット」「受託」の3業態 3月期決算については業態別・業務別の集計を行っているのだが、12月期決算は業態別の整理にとどめる。また「ハードウェア製造業」(4社)、「通信サービス業」(1社)は集計企業が少ないため、業態別集計を行わ…
営業利益が赤字の企業は除く。 就業者数:人、売上高・営業利益・経常利益・純利益:万円。 1〜50位 1〜85位
営業利益が赤字の企業は除く。 就業者数:人、売上高・営業利益・経常利益・純利益:万円。 1〜50位 51〜76位
営業利益が赤字の企業は除く。 就業者数:人、売上高・営業利益・経常利益・純利益:万円。 1〜50位 51〜64位
営業利益が赤字の企業は除く。 就業者数:人、売上高・営業利益・経常利益・純利益:万円。 1〜50位 51〜75位
営業利益が欠損となった296位以下は除外した。 除外(営業赤字)は次の企業だった。 バーチャレクス・ホールディングス、AKIBAホールディングス、さくらケーシーエス、キーウェアソリューションズ、SMK、パイオニア、ベガコーポレーション、オールア…
101〜150位 106位エムアップ(東証1部、情報配信)が営業利益をあげているにもかかわらず大幅な最終赤字なのは、M&Aで支払った対価を特別損益に計上したため。 151〜200位
業況:業態・業種、企業の業績動向は売上高と営業利益、景況(産業の拡大縮小、雇用状況)は就業者1人当たり営業利益と給与(年間収入)という視点から、ここでは就業者1人当たり営業利益をランキングする(給与(年収)ランキングは2019年3月末通期決算後の…
本調査ではIT/ICT関連企業を「ハードウェア製造」「データ通信/モバイル」「販売系」「ネット系」「受託系」の5つのカテゴリーに分類している。カテゴリーは「業態」といっていいが、ドメインを「業種」とすると、やや意味合いが異なる。「ビジネスモデル…
2017年9月中間期から1社増3社減 《受託系》は①通信施設工事、②BPO、③運用管理・FMS、④情報処理・複合サービス、⑤ソフトウェア開発の5つのドメインで構成される。集計対象企業は1増3減の95社だった。シーキューブが協和エクシオに吸収統合されて上場廃止、ス…
ASP:42社 集計対象企業は3社増の42社だった。 2018年に入っての新規上場はイオレ(証券番号2334)、ジーニー(6562)、ビープラッツ(4381)、プロパティデータバンク(4389)、ライトアップ(6580)、ZUU(4387)の6社だったが、このうち、上場廃止はイオ…
機器販売・卸売:13社 集計対象企業は増減ナシの13社だった。 売上高は△1.2%の8246億34百万円、営業利益は△22.1%の502億34百万円、経常利益は▼6.0%の478億33百万円、純利益は△21.5%の370億65百万円だった。 就業者数は△0.6%の3万0500人、平均年齢は増減…
データ通信サービス:7社 集計対象企業は2017年9月期から1社増えて7社だった。具体的には仮想移動体通信(MVNO)のアイ・ピー・エスが今年6月にマザーズ市場に株式を公開したことによる。 売上高は2017年9月中間期比△4.2%の9兆5,456億05百万円、営業利益は…
プラスは△、マイナスは▼で示す 《ハードウェア製造》は①娯楽機器・装置、②電子情報機器・装置、③電子部品、④周辺機器の4ドメインで構成される。集計企業数は75社で、9月中間期決算を発表した3月期決算企業358社の21.0%を占めるに過ぎないが、就業者数の75.…