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IT産業調査室

IT/ICT産業の業績や就労環境などを調査し分析しています

2019年3月期のJISA将来見通し 景況DI値のプラス幅縮小

情報サービス産業協会(JISA)は、平成31年4月25日に情報サービス業の売上の将来見通し・雇用判断に関する「JISA-DI調査(平成31年3月期)」の結果を公表しました。

 JISA将来見通し・雇用判断DI調査(2019年3月期)

https://www.jisa.or.jp/Portals/0/resource/statistics/jisa-di201903.pdf


【調査結果のポイント】
平成31年4~6月期の売上高全体の予測DI値(増加(%)-減少(%))は26.4ポイントで、前期(平成30年10~12月期)の41.8ポイントからプラス幅を縮小しました。

・主要業務種類別では、「受注ソフトウェア」がプラス幅を縮小しました。一方、「計算事務等情報処理」のプラス幅はほぼ変わらず、「ソフトウェアプロダクト」「システム等管理運営受託」「データベースサービス」はプラス幅を拡大しました。

・主要相手先別では、「製造業」が高いプラス幅を縮小し、「電気・ガス業」「金融・保険業」もプラス幅をやや縮小しました。一方、「サービス業」「官公庁・団体」「建設・不動産業」のプラス幅はほぼ変わらず、「情報通信業」「卸売・小売業」はプラス幅を拡大しました。

②雇用判断DI値(不足(%)-過剰(%))は79.2ポイントで、前期の72.7ポイントからさらに不足感が拡大し、5期連続で過去最高を更新しました。