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IT産業調査室

IT/ICT産業の業績や就労環境などを調査し分析しています

IT関連上場B-B企業467社の2018年度業績 受託系の生産性・収益性の低さ目立つ

株式を公開しているIT関連企業のうち、法人向け(B-B)サービスに軸足を置いている469社の2018年度業績をまとめた。

対象は受託(オフライン)系のソフトウェア開発、システム運用管理、計算処理、事務サービス、データセンター、コールセンター、セキュリティ監視、製品販売系のシステム販売(ターンキー)、ソフトウェア・ライセンス販売、情報機器販売・卸売、ネット(オンライン)系のASPBPO、広告、Webニュースサイト、求人・求職、通信販売、マーケティング/営業支援サービスなど17業種。

【単純集計】

売上高は18兆1,429億07百万円で、2期連続比較可能な467社の2017年度比は9.6%増だった。営業利益は1兆6,661億71百万円(営業利益率9.2%:2017年度比0.4ポイント増)で13.8%増、経常利益は1兆6,732億59百万円(経常利益率9.2%:2017年度比0.4ポイント増)で14.5%増、純利益は1兆1,081億14百万円(純利益率6.1%:2017年度比0.3ポイント増)で15.4%増だった。

【就業者数】

就業者数は2017年度から3万8,155人(5.0%)増の80万5,036人だった。内訳は正規雇用が36578人(6.1%)増の64万0,037人、比正規雇用が1,533人(0.9%)増の16万4,999人だった。就業者数と売上高の増加率を勘案すると、受託系の生産性(売上げ計上)率は4.4%(1.09÷1.05)となる。

【就業者1人当たり】

就業者1人当たり業績を見ると、売上高は2,252.3万円で3.3%増、営業利益は206.8万円8.2%増、経常利益は207.7万円で8.8%増、純利益は137.6万円で9.7%増だった。

セグメント別に比較すると、受託系170社の就業者1人当たり売上高が1,635.2万円(2017年度比2.2%増)なのに対し、ネット系は3,771.2万円(2.4%増)、販売系は3,656.6万円(6.7%増)と2.2〜2.3倍となっている。

営業利益は受託系134.7万円、ネット系403.0万円(受託系の3.0倍)、販売系348.5万円(受託系の2.6倍)、純利益は受託系96.2万円、ネット系227.5万円(受託系の2.4倍)、販売系246.1万円(受託系の2.6倍)となっている。受託系の生産性、収益性の低さが目につく。



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