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IT産業調査室

IT/ICT産業の業績や就労環境などを調査し分析しています

上場1月期決算14社の2018年度業績 売上高は9.0%増

株式を公開しているIT関連企業のうち、1月期決算の14社の業績がまとまった。

売上高は1,344億04百万円で前年同期比9.0%増、本業の利益を示す営業利益は122億98百万円で25.3%増、営業外利益を合わせた経常利益は122億18百万円で25.6%増、当期利益は74億39百万円で24.9%だった。

SAMURAI&J PARTNERS(証券番号4764)、トランザス(同6696)、ストリーム(同3071)の3社が欠損(赤字決算)となった。

営業利益率は9.2%、経常利益率は9.1%、純利益率は5.5%だった。 

2019年度通期見通しはSAMURAI&J PARTNERSが公表していない。同社の2018年度業績をそのまま2019年度見通しに適用すると、14社の売上高は2018年度比8.9%増の1,463億92百万円、営業利益は8.3%増の133億13百万円、経常利益は10.3%増の134億76百万円、当期利益は16.3%増の86億54百万円となる。

 【業態別の業績】

受託系6社の売上高は843億26百万円で前年同期比は8.7%増、営業利益は84億03百万円で31.8%増、経常利益は84億79百万円で31.3%増、当期利益は49億83百万円で28.0%増だった。

就業者1人当たり業績(暫定値)は、売上高が1425.6万円で前年同期比8.6%増、営業利益は142.1万円で31.6%増、経常利益は143.3万円で31.1%増、当期利益は84.2万円で27.8%増だった。

ネット系6社の売上高は394億87百万円で前年同期比は11.2%増、営業利益は29億54百万円で13.9%増、経常利益は28億76百万円で15.1%増、当期利益は18億28百万円で22.4%増だった。

就業者1人当たり業績(暫定値)は、売上高が7076.5万円で前年同期比7.5%減、営業利益は529.4万円で5.3%減、経常利益は515.4万円で4.3%減、当期利益は327.6万円で1.8%増だった。

販売系はソフトウェア・ライセンス販売のACCESS(証券番号4813)、ネオジャパン(3921)の2社なので、業態別集計を行わない。