株式を公開しているIT／ICT関連企業のうち、３月期決算のＡＳＰサービス業１８社について、有価証券報告書から就業者数と平均年齢、平均年数を調査した。
単純集計の就業者数は、連結ベースは２万０,２４１人で前年同期比１９.０％増だった。内訳は正規雇用が１万５,１０１人で１０.５％増、非正規雇用が５,１４０人で５３.８％増だった。
個別・単独ベースは８,７９２人で９.６％増、内訳は正規雇用が８,３４０人で８.９％増、非正規雇用が４５２人で２４.９％増だった。
平均年齢は３５.７歳で前年同期から０.１歳増、平均勤続年数は２０１６年度の５.９８年から０.１４年増えて６.１１年となった。平均年収は７０２万２,９９６円で６４万４,８１０円増加した。最大手のヤフーの平均年収が２０１６年度の６８２万２,８５９円から８４万６,０８７円増の７６６万８,９４６円となったことが全体を押し上げた。
ちなみに１８社のうち就業者の平均年収が増加したのは１２社だった。またヤフーを除く１７社の平均年収増加額は１５万３,３７８円、就業者１人当たり年収増加額は１６万３,２０４円だった。
