インターネット/Webないしクラウド経由で提供するサービスについて、契約先の法人や組織から利用料や成功報酬を得るB2B型ビジネスをまとめました(提供先:利用者が家庭や個人であっても、情報やサービスの提供主体である企業や組織から報酬を得ているケースもこの分類に属します)。
※折れ線グラフと棒グラフ(営業利益率:%)の縮尺率は同期していません。
1社あたり売上高の伸びを1社あたり従業員数の伸びが上回っています。
その結果、1人あたり売上高は2013年水準を▲10〜▲20%の範囲で下回る低いレベルで推移しています。2013年の1人あたり売上高が3226万円とジャンプ台が高かったためと言えないこともありません。
営業利益率は2022年に記録した11.1%が、本調査を開始した2000年以来最高値となっています。
ネット時代を象徴するITサービスとして脚光を浴びたSaaS、ASPですが、「儲かっている」のはイメージ先行といっていいようです。ただし、ここに示すのは平均値であって、小分類ないし規模別/設立年次別で分析したら別の姿が見えるかもしれません。